家庭で血圧を測定しましょう
家庭で血圧を測定しましょう 日本高血圧学会 日本高血圧学会 家庭血圧測定パンフレット |
内容紹介
― 家庭血圧測定に関する患者さん,一般住民の皆さん向け資料について ―
高血圧は“沈黙の殺人者”といわれています。それは普段は症状がなく(沈黙しており)、脳卒中や心筋梗塞・心不全・腎不全など生死に関わる心臓・腎臓・血管に障害が出て初めて症状が出ることが多いからです。
高血圧かどうかを知るためには健康診断、住民検診、職場検診などで血圧を測定するか、家庭で血圧を測定することが必要です。血圧は年齢とともに高くなります。症状がないからといって検診を受けず、あるいは家庭で血圧を測ったことのない方の中には実際は高血圧の方が潜んでいると考えられ、これを放置しておくのは大変危険です。
また、既に高血圧と診断され治療を受けておられる方では、血圧が24時間にわたり適切にコントロールされているかどうかを確認することが大変重要となります。したがって、高血圧かどうか不明の方、検診で血圧が高いといわれているが医師による指導・治療を受けておられない方、高血圧で治療を受けておられる方のいずれの皆さんにとっても、“家庭血圧測定”が必要といえます。
日本高血圧学会では、高血圧患者さんはもとより、一般住民の皆さんに血圧について関心を持っていただき、家庭血圧を正しい方法で測定して頂くことをお勧めするため「家庭で血圧を測定しましょう」というパンフレットを作り、“家庭血圧測定”の大切さをわかりやすくまとめてみました。自由にダウンロードされ、大いにご活用ください。
特定非営利活動法人日本高血圧学会
広報委員会