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学会誌・刊行物等

学会誌:「Hypertension Research」

Hypertension Research

Hypertension Research

シュプリンガー・ネイチャー(Springer Nature)

日本高血圧学会 編
欧文/電子出版/年12回
Hypertension Research誌は2019年1月より冊子体の出版がなくなり、オンライン出版に
移行いたしました。引き続き冊子体をご希望の方は、6,000円(税抜/年間)を会費とは別にお支払いいただくことにより、ご覧いただくことが可能です。
ご注文はメールにてご一報ください (hr-office@jpnsh.jp)

内容紹介

日本高血圧学会の学会誌Hypertension Researchは、高血圧領域の臨床および基礎の原著研究論文を中心とした欧文誌で、レビュー論文やEditorial(論説)も掲載しています。
シュプリンガー・ネイチャー(Springer Nature)より出版されている国際学術誌で、2020年のImpact Factorは3.872と高血圧専門誌の中で上位に位置付けされています。
また、年間最優秀論文1件、優秀論文2件に対してHypertension Research Awardを授与し、研究の奨励をはかっています。

第12回 Hypertension Research Award 受賞者のご紹介

去る10月16日に第15回通常社員総会並びに第15回評議員会が開催され、第12回 Hypertension Research Award最優秀賞、優秀賞の発表が行われました。
受賞者について、以下の通りご案内いたします。

最優秀賞

森澤 紀彦先生 (東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科)

Renal sympathetic nerve activity regulates cardiovascular energy expenditure in rats fed high salt. Hypertens Res 2020;43(6):482-491.

森澤 紀彦先生

  • この度は第12回Hypertension Research Award最優秀賞に選出いただき、誠に有難うございます。
    今回、私たちはテレメトリーシステムを用いて自由行動下の血圧・心拍数および腎交感神経活動を測定することで、高食塩摂取時における腎交感神経の心血管エネルギー代謝への影響に焦点を当てて研究を行いました。 高食塩摂取による異化亢進(体重増加不良)は心血管系イベントのリスク因子である可能性が知られています。高食塩を摂取した正常コントロールラットでは、異化亢進を抑制するために心拍数及び腎交感神経活動が抑制されていましたが、高食塩を摂取した食塩感受性高血圧ラットでは、心拍数の減少は見られず、腎交感神経活動はむしろ亢進していたことを明らかにしました。食塩感受性ラットに腎交感神経除神経術を施行すると、高食塩摂取時に血圧非依存的な心拍数の低下がみられ、高食塩摂取に伴う体重増加不良が改善したことから、腎除神経術は食塩感受性高血圧に有用であることが示唆されました。 今後も、腎交感神経が心拍数を制御する機序の解明や、高血圧の病態解明を行っていく所存です。日本高血圧学会総会での貴重なご意見を賜りました先生方や、査読者の先生方には深謝申し上げます。今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。

優秀賞

竹下 ひかり先生 (大阪大学大学院医学系研究科 老年・総合内科学)

Different effects of the deletion of angiotensin converting enzyme 2 and chronic activation of the renin-angiotensin system on muscle weakness in middle-aged mice. Hypertens Res 2020;43(2):296-304.

竹下 ひかり先生

  • この度は我々の論文を第12回Hypertension Research Award優秀賞にご選出いただき誠に有難うございました。実験や論文作成、査読など、関わってくださった皆様に厚く御礼申し上げます。
    我々の研究グループは循環調節システムであるレニン-アンジオテンシン(RA)系の老化制御における役割について研究を進めてきました。RA系は主に昇圧を司るACE-AII-AT1軸と昇圧抑制に寄与するACE2-A1-7-Mas軸から成り立ちますが、既報からACE-AII-AT1軸の過剰な活性化は老化を促進し、ACE2-A1-7-Mas軸はその抑制により抗加齢に寄与する可能性が示唆されてきました。今回の報告は、昇圧ペプチドであるAIIの過剰産生モデルのツクバ高血圧マウスとACE2の全身欠損マウスの中年期における筋力や骨格筋形質について比較し、双方で筋力低下は認めるものの、骨格筋組織の表現型や老化マーカー遺伝子として知られるp16INK4aの発現レベルなどの点で骨格筋に及ぼす影響に違いを認める結果でした。これらの結果から、我々はACE2がACE-AII-AT1軸の抑制だけではなく、別の機序で抗老化に寄与すると考え検討を続けています。今後も、研究で得られた知見がいずれ超高齢化社会において皆様のお役に立つよう研鑽していきたいと考えております。 最後に、日本高血圧学会では総会の度に学内外の先生方に多くのご指導やご助言、励ましのお言葉をいただき、その経験に支えられて今日まで研究を続けることができました。この場をお借りして篤く御礼申し上げます。

松澤 泰志先生 (横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センター)

Renin-angiotensin system inhibitors and the severity of coronavirus disease 2019 in Kanagawa, Japan: a retrospective cohort study. Hypertens Res 2020;43(11):1257-1266.

松澤 泰志先生

  • この度は素晴らしい賞を賜り身に余る光栄です。貴重なデータをもとに論文化の仕事ができたことをたいへん幸せに思っております。国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(量研/QST)平野俊夫理事長、熊本大学 小川久雄学長、横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室 田村功一教授、木村一雄教授、横浜市立大学医学部 救急医学教室 竹内一郎 教授、神奈川県内の6医療機関(神奈川県立循環器呼吸器病センター、藤沢市民病院、神奈川県立足柄上病院、横須賀市立市民病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、横浜市立大学附属病院)の先生方のご指導、ご尽力の成果であり、改めまして、本論文に関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。
     本論文において、新型コロナウイルス感染症重症化に対するレニン-アンギオテンシン系阻害薬の有効性を示唆するデータを示すことができたことは、新型コロナウイルス感染症重症化予防や治療の今後の開発に貢献できるものと思っております。また、新型コロナウイルスパンデミック下において通常診療や研究が大きく制限される中、多施設で協力して新型コロナウイルス感染症患者の研究成果を報告することができたことは、大変貴重な経験となり、研究や学問の大切さを再確認するきっかけとなりました。新型コロナウイルス感染症の脅威は続いており、この領域に関してはまだ研究すべき課題が残っております。今後さらにこの分野を発展させていけたら大変幸甚です。

 

受賞されました3名の先生方には謹んでお喜び申し上げるとともに、今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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新規論文・修正論文は、全てオンラインで受付けています。
投稿規程PDFをご確認の上、オンライン投稿のサイトより投稿して下さい。

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Hypertension Researchに掲載された論文の一部(図表など)を使用する場合は、転載許諾申請が必要です。
「転載許諾申請書」に記入の上、「転載使用先原稿(校正刷など)」とともに、日本高血圧学会事務局 転載許諾係(permissionjpnsh.jp)にお送り下さい。 本誌掲載済の論文に限り転載許諾の申請が可能です。
使用目的は、学術目的と営利目的に分けられます。
営利目的の場合、転載許諾料は下記の通りとなりますが、審査の結果非営利目的と判断された場合は無料となります。
※申請から手続き完了まで2~3週間程度を要する場合がありますので、必ず余裕を持ってご申請下さい。


◇転載許諾料

営利目的の使用
1) 紙・電子媒体(出版物、パンフレット、CD-ROM、DVDなど)

5,000部以下    \60,000+消費税
5,001-10,000部   \85,000+消費税
10,001-15,000部  \110,000+消費税
15,001部以上    \110,000+5,000部毎に\25,000ずつ増加+消費税

2) 上映・公開・配信など
 ① スライド・動画
 使用期間1年間 \95,000+消費税
   無期限 \120,000+消費税

 ② Web掲載
 閲覧対象限定: 1年間 \200,000+消費税
          無期限 \600,000+消費税
   一般公開: 1年間 \300,000+消費税
         無期限 \900,000+消費税

 
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