特別正会員(FJSH)
はじめに
日本高血圧学会の特別正会員( FJSH : Fellow of the Japanese Society of Hypertension )は、正会員の中で、高血圧学の分野に関する学識と経験が専門レベルにあると認定された、会員歴5年以上の医師、研究者で第5条第1項に定めるFJSH費および資格審査・認定料を支払う者に与えられる称号です。
そして、日本高血圧学会より、高血圧を専門とする臨床医、研究者として認定、顕彰され、FJSH の称号を氏名のあとに記載し、呼称する権利が与えられています。2020年度よりFJSHは、これまでの5年毎の審査による更新制度から、社員(正会員、名誉会員、功労会員を指す)である限り『終身称号』とする制度に変更となりました。これを機会に是非、FJSHへの申請をご検討ください。
特別正会員(FJSH)名簿(2020年9月現在)
資格取得条件
日本高血圧学会の正会員であり、かつ高血圧学の分野における科学論文を発表しているか、長期にわたり高血圧診療に従事し、専門的能力を有することを示す記録を保持しており、以下の項目を満たす者とする。
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原則として日本高血圧学会に最低5年以上正会員として所属し、①最近5年のうち3回以上の本学会学術集会(総会)に出席している者。または、②総会への参加が2回の場合は、加えて臨床高血圧フォーラム1回以上の出席している者。または、③総会への参加が2回の場合は、加えて2回以上の関連学会への出席している者。
高血圧に関連する論文3編以上を、Hypertension Researchなどの専門学術誌に発表している者、あるいは附則に定める高血圧の臨床面で顕著な実績を有する者。
附則
高血圧の臨床面での顕著な実績を有する者とは
1)日本高血圧学会および国際高血圧学会、欧州高血圧学会、米国高血圧学会等高血圧関連学会での座長、発表、など。
2)高血圧学会主催、共催、後援する講演会、講習会等での座長、演者など。
3)Hypertension Researchなどの専門学術誌に投稿された高血圧に関する論文の査読。
4)降圧薬の臨床治験や高血圧に関する大規模臨床試験への参画実績。
5)高血圧の臨床に関するその他の実績。
資格申請
特別正会員制度(FJSH; fellow of Japan Society of Hypertension)の申請については、「各種手続き (特別正会員FJSH 申請)」のページよりお願いいたします。
資格更新<手続き不要>
これまでの5年毎の審査による更新制度から、社員(正会員、名誉会員、功労会員を指す)である限り『終身称号』とする制度に変更となりました。そのため、2020年度より更新の必要はありません。