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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報

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【YouTube】日本高血圧学会がおくる 実地医家のための高血圧とCOVID-19対策

【YouTube】日本高血圧学会がおくる あなたのための新型コロナウイルス対策

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ライブ配信特別企画「高血圧×COVID-19白熱みらい討論」

【YouTube】日本高血圧学会がおくる 実地医家のための高血圧とCOVID-19対策

この度日本高血圧学会は新型コロナウイルス感染の蔓延をうけ、緊急タスクフォースを立ち上げました。そのなかでこの事態における高血圧症患者診療のあるべき姿を理事向山政志委員長のもと総勢12名の学会会員で検討しました。 今回の作成過程では、COVID-19蔓延化での医療の現状にとどまることなく、WITH/AFTER COVID19医療の未来予想図を示すことの重要性を認識いたしました。その結果、それぞれの動画にはWith COVID-19のNew Normal時代を見据えた新しい医療についての提言が各所に示されており、Q and A方式で日常臨床活動でお困りの点にも丁寧お答えしているものです。新型コロナウィルス感染という感染性疾患のパンデミックが、高血圧など非感染性疾患(Non-communicable disease)のパンデミックも引き起こすとの予想のもと、感染性疾患と非感染性疾患の融合、ボーダレスな生活習慣病診療の必要性を訴える、高血圧医療のパラダイムシフトを示す高血圧学会渾身の作品となっております。 それぞれ10分程度の短いものです。ぜひご診療の合間にスタッフの皆様とも一緒にご視聴いただければ幸いです。
また、すでに患者さん向けの解説動画、家庭でもできる運動処方、キャンペーンキャラクターのアマビエを公開しております。そちらも合わせて患者指導にお役立ていただければ幸いです。

日本高血圧学会
理事長 伊藤 裕

全動画の再生はこちらから


<動画一覧>

Ⅰ.パンデミックと高血圧診療

1. COVID-19到来と日本高血圧医療のNew Normal
講師:伊藤 裕(慶應義塾大学教授)


Q1:感染性疾患、COVID-19のパンデミックは高血圧などの非感染性疾患のパンデミックを引き起こすのか?
A1:非感染性疾患の蔓延と遷延を引き起こす可能性がある!
Q2:感染性疾患、COVID-19パンデミックは我が国の高血圧医療を変えるのか?
A2:「元通り、 Old Normal 」の高血圧医療に戻ることは決してない。
  「新たな平常、New Normal」の高血圧医療を目指すべき!

2. 高血圧はCOVID-19の感染・重症化のリスク要因か?
講師:三浦 克之(滋賀医科大学教授)


Q1:高血圧は重症化のリスク要因か?
A1:高血圧それ自体は、重症化のリスク要因に含まれない
Q2:重症化のリスク要因には何があるか?
A2:高齢、基礎疾患等、いくつかの確立した要因。高血圧者では一般に重症化リスク要因を多く合併
Q3:高血圧は感染のリスク要因か?
A3:高血圧により感染リスクが上がるという報告はない

3. 降圧薬とCOVID-19: RAS阻害薬は是か非か?
講師:甲斐 久史(久留米大学教授)


Q1:COVID-19とRA系 何が問題なのか?
A1:動物実験においてもARBやACE阻害薬がSARS-CoV感染性やCOVID-19進展・重症化に関与するかについて肯定的・否定的エビデンスは存在しない
Q2:ARBやACE阻害薬は、COVID-19への罹患や重症化に影響するのか?
A2:COVID-19の臨床データからは証明されていない。最近、徐々に"影響しない"という知見が蓄積されてきた
Q3:やっぱり心配。ARBやACE阻害薬は変更・中止できるか?
A3:ARBとACE阻害薬の積極的適応を持つ患者:変更や中止は避ける。
ARBとACE阻害薬の積極的適応のない患者:With COVID-19期の変更は慎重に

4. パンデミック下での減塩の重要性とその指導法
講師:日下 美穂(日下医院院長)


Q1:患者の食習慣はどうなっている?
A1:今もこれからも在宅時間増加の生活
Q2:今なぜ減塩指導が大事なのか?
A2:今は有事の時、食塩感受性が上昇
Q3:加工食品の食塩含有量はどうすればわかる?
A3:加工食品に栄養表示のシールがついている
Q4:高食塩食にどうすれば気づく?
A4:食塩摂取量の見える化 随時尿で推定食塩摂取量の検査推奨
Q5:家庭でどうすれば減塩できる?
A5:減塩を生活のNew Normalに 食生活の豊かなNew Normalへ


Ⅱ.パンデミックと高血圧性臓器障害:メカニズムと診療のポイント

5. COVID-19と血栓症・脳卒中
講師:豊田 一則(国立循環器病研究センター副院長)


Q1:COVID-19感染者は血栓症・脳卒中を起こし易いか?
A1:COVID-19感染者で血栓症・脳卒中の発症が多い。
重症例に生じやすい一方で、若年主幹動脈脳梗塞の報告もある。
Q2:COVID-19患者にはなぜ血栓が出来易い?
A2:COVID-19患者は血栓が出来易い。
COVID-19特有の血管内皮細胞障害や、サイトカインストームによる炎症が関与しているようである。
Q3:脳卒中患者はCOVID-19を発症し易いか?重症化し易いか?
A3:脳卒中患者のCOVID-19は重症化しやすそう。
Q4:COVID-19パンデミック下で脳卒中患者が注意する点は何か?
A4:脳卒中患者は従来の適切な生活スタイルを続ける努力と服薬の徹底を。脳卒中を疑ったら、すぐに救急車を。

6. COVID-19と心臓病
講師:大西 勝也(大西内科ハートクリニック院長) 


Q1:心臓病はCOVID19の感染と重症化リスクが高い?
A1:心臓病ではCOVID感染により、重症化しやすい。
Q2:COVID19は心血管系にどのような影響を及ぼす?
A2:COVID感染により、心筋障害、血管障害、不整脈、血栓性疾患を生じやすい。
Q3:COVID-19感染を疑った際に鑑別が必要な循環器疾患は?
A3:息切れを伴う場合は、心不全の鑑別が必要。BNPを活用し、胸部X線やSpO2を用い重症度を判断する。
Q4:COVID19感染時に心臓病の基礎治療薬は、どのように使う?
A4:COVID感染時において、現状の心臓病治療は継続する。

7. COVID-19と腎臓病 CKDと急性腎障害(AKI)
講師:向山 政志(熊本大学教授)


Q1:末期腎不全はCOVID-19の発症・重症化のリスク要因か?
A1:透析患者では発症しやすい可能性があり、発症すると重症化のリスク要因である。
Q2:保存期CKDはCOVID-19の発症リスク要因か?
A2:保存期では必ずしも明確でなく、発症しやすいとはいえない。
Q3:COVID-19は急性腎障害(AKI)を引き起こすのか? 基礎疾患としてCKDがあると重症化しやすいのか?
A3:COVID-19感染では高頻度にAKIを合併。特にCKDはAKIを発症しやすく、その場合重症化しやすいと考えられる。
Q4:CKD患者においてCOVID-19パンデミック下での注意点は何か?
A4:特に高齢者や基礎疾患を持つ人では腎機能悪化のリスクあり、発症すると重症化しやすいため、常に標準的な予防策をとることが重要である。
Q5:CKD患者においてCOVID-19パンデミック下で薬剤変更は必要か?
A5:ステロイド薬等は維持が基本で、患者に定期服薬を指導する。判断に迷ったら直ちに専門医に紹介する。降圧薬は継続が基本。


Ⅲ.パンデミック下における実地医家の役割

8. COVID-19と実地診療
講師:勝谷 友宏(勝谷医院院長)


Q1:来院前・受診時に確認すべき点は何か?
A1:いつもと違う症状がある場合についての対応について
電話診療も可能だが、処方を含め制限があること
Q2:治療継続のために強調すべき点は何か?
A2:感染に配慮しながらも、受診・服薬の継続と降圧目標の達成
降圧は重篤な合併症の発症予防のために大切であること
Q3:生活指導のポイントは何か?
A3:血圧、体重、運動など全てを血圧手帳に記録していただく
在宅や1人でもできることを患者さんと一緒に考える
Q4:新しい生活様式に沿った指導のポイントは何か?
A4:患者さんの努力を評価し、前向きの声掛けを心掛ける
いつでも、何でも「かかりつけ医」に気軽にご相談いただく

9. New Normal時代に向けてのかかりつけ医の役割
講師:宮川 政昭(宮川内科小児科医院院長)


・New Normal時代の実地医家が患者さんに寄り添うべきポイントは何ですか?
⇒今までの高血圧診療と同じような受診や投薬からどのように穏やかに変化していくか
⇒New Normal時代へ向かってメンタル面や血圧コントロール面をどのように考え対処するか
⇒新しい生活様式と言われ戸惑う患者さんにどう寄り添うか

10. COVID-19パンデミック下での医療対策:日本医師会の取り組み
講師:羽鳥 裕(日本医師会常任理事)


・新型コロナウイルス感染症外来診療ガイドについて
・都道府県医師会との連携について
・政府などへの要望書提出について など

【YouTube】日本高血圧学会がおくる あなたのための新型コロナウイルス対策

医療関係者ではない皆様に新型コロナウイルス感染症と高血圧の関係や今後の生活の仕方などについて知っていただくための資料を作成いたしました。 YouTubeにて無料公開しておりますので、どうぞご覧ください。

また、下の動画を簡単にまとめたスライド集も無料公開中です。
簡易スライド集(2020年9月版)



全動画の再生はこちらから

<動画一覧>

1. 新型コロナによる高血圧などの非感染性疾患の蔓延も心配です
講師:伊藤 裕(慶應義塾大学教授)

2. 高血圧の人は新型コロナにかかりやすいですか?かかったら重症化しやすいですか?
講師:三浦 克之(滋賀医科大学教授)

3. 高血圧のお薬で新型コロナにかかりやすくなるの?
講師:甲斐 久史(久留米大学教授)

4. 血圧高めの方に是非すすめたい外出自粛下での食生活のコツ
講師:土橋 卓也(製鉄記念八幡病院 病院長)

5. 外出自粛でのストレスをコントロールするコツ教えます
講師:下澤 達雄(国際医療福祉大学教授)

6. 新型コロナにも高血圧にも負けない高齢者の健康維持
講師:楽木 宏実(大阪大学教授)

7. かかりつけ医から高血圧の患者さんへのお願い
講師:勝谷 友宏(勝谷医院院長)

【PDF】日本高血圧学会がおくる新型コロナウイルス対策 ダイジェスト版スライド

日本高血圧学会がおくる新型コロナウイルス対策の動画1編から7編の重要ポイントをまとめ、スライドに編集しました。新型コロナウイルス対策が一目で確認できますので、ぜひご活用ください。

日本高血圧学会がおくる新型コロナウイルス対策 ダイジェスト版スライド<PDF、約4MB>



【YouTube】自宅でもできる簡単体操 <出演:萩原 智子さん(競泳 シドニー五輪代表)>

日本高血圧学会は緊急事態宣言下、家庭で簡単にできる運動をご紹介することで、
皆様の健康維持に貢献したいと思います。スクワット、つま先立ち、いろいろな軽度の運動をご紹介します。

全動画の再生はこちらから


<動画一覧>

1. つま先立ち

2. スクワット

3. リズム体操

4. うちわde体操

5. うちわde体操パート2

6. ヒップアップ体操

7. Step2 インナーマッスル

8. Step2 腹筋

9. Step2 ウエスト引き締め運動

【マスコットキャラクター】疫病封ジ妖怪アマビエ

■読売新聞(東京)2020年5月16日夕刊掲載



<↓イラストのダウンロードはこちらから↓>
【キャラクターイラスト公開】新型コロナウィルス感染と高血圧対策

日本高血圧学会からの 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報

高血圧患者の皆様へ、緊急事態宣言下での注意点について[PDF]

COVID-19に関する国際高血圧学会の声明について(2020年3月26日)

[医療機関・医療従事者]COVID-19対策に伴う血圧計の清拭・消毒について

第9回臨床高血圧フォーラムの開催延期のお知らせ(2020年3月31日)

関連学会の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報

日本内科学会
https://www.naika.or.jp/activity/covid-19/

日本循環器学会
https://www.j-circ.or.jp/covid-19/

日本腎臓学会
https://www.jsn.or.jp/covid19/

日本老年医学会
https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/coronavirus/index.html

日本脳卒中学会
http://www.jsa-web.org/medical

日本心血管理学療法学会
http://jspt.japanpt.or.jp/jscvpt/

日本緩和医療学会
https://www.jspm-covid19.com/?p=1

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