「高血圧フォーラム2023」参加申し込みの受付を開始しました
2023年5月19(金)・20(土)・21日(日)に開催する高血圧フォーラム2023の事前参加申し込みの受付を開始しました。新しい開催方式を試みた学術集会です。いろいろと興味深い企画を用意しておりますので、会員の皆様にはぜひご参加いただきたく、心よりお願い申し上げます。
会長 西山 成(香川大学)
以下の専用サイトより参加登録の申し込みをお願いいたします。
・専用サイト:https://jpnsh.netmedical.jp/
※参加申し込みは二段階の手続きとなっております。参加登録のあと、決済手続きのご案内をいたしますので、引き続いての処理をお願いいたします。
■プログラム・ハイライト
※日程表・プログラム(暫定版)の詳細は以下をご参照ください。
https://jpnsh.netmedical.jp/#section-10
この度はプログラムの編成を担当された先生より、各日の見どころをご紹介いただきます。
第1日目(5月19日金曜日)の見どころ
基礎研究を中心とした領域
プログラム委員長:河原崎 和歌子(国際医療福祉大学)
高血圧フォーラム初日は基礎研究の領域において、「高血圧の病態を攻略する」をテーマに、現在から未来へ進化していく「高血圧研究の伸びしろ」を様々な角度から具体的に切り込みます。
特別講演1ではDuke-NUS Medical SchoolのThomas Coffman先生に未来の高血圧研究に求められるものについてヒントをいただきます。シンポジウム「高血圧の病態解明に向けて」では、多因子によりモザイク様に構成される本態性高血圧の病態成因について議論します。 この内容を特別講演2「神経性高血圧の発症機序について」で、特に高血圧形成の神経性機序につき、第一人者の東京工業大学 野田昌晴先生のご研究を通して深めることを図ります。注目の高血圧関連基礎研究「Frontier in Hypertension Basic Research」では是非ご存じいただきたい高血圧及び関連の最新の研究を厳選しました。 会長講演では新たに発足した日本高血圧学会基礎研究推進部会の展望について、香川大学 西山成先生の所信を伺います。後続のパネルディスカッション「基礎研究推進に向けて〜All JAPANで考える」では日本高血圧学会の基礎研究者に行なったアンケートの結果を踏まえ、基礎研究の場の悩みやハードルに対し、研究者間で連携して解決を図ります。若い研究者の育成や規模の小さい研究室の継続を包括した、All JAPANの高血圧学の発展について真剣に議論します。多くの意見を反映できるよう是非視聴者の皆様の積極的な御参加を歓迎いたします。
第1日目は完全オンライン形式とし、仮想空間であるWeb会場の中で参加者がアバターを通して交流できるメタバースを用いて行われます。各セッションの進行だけでなくCoffee breakの間もWeb会場でアバターを介して会話できるため、対面の学会同様の交流や情報交換をお楽しみいただければと思います。
第2日目(5月20日土曜日)の見どころ
第4回Digital Hypertension Conference
プログラム委員長:矢野 裕一朗(滋賀医科大学)
第2日目はデジタルを使用した臨床研究の領域において、「高血圧研究の伸びしろ」を熱く議論したいと思います!
日本における健康情報サービス(EHR/PHR)の現状と課題、高血圧領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の最前線、またVRなどの仮想空間が人体に及ぼす影響について議論したいと思います。最後のセッションは、異職種融合セッションとして、異なる業界のリーダーにお集まりいただき議論します。異職種の視点に触れることで、新しい血圧研究の展開つながれば、と思います。第2日目はハイブリッド開催にしておりますが、オンラインはメタバースを用いて行われます。ハイブリッドでの仮想空間の使用はチャレンジングですが、デジタル社会に向けてトライしてみたいと考えております(通常のZoomウェビナーでの視聴も可能としております)。それでは、皆様のご参加をお待ちしております!
第3日目(5月21日日曜日)の見どころ
臨床研究を中心とした領域
世話人・プログラム委員長:勝谷 友宏(医療法人社団勝谷医院)
3日目のフォーラムは「臨床を中心とした領域」から「高血圧研究の伸びしろ」を取り上げます。日本高血圧学会実地医家部会のコアメンバーが「臨床現場で聞きたいトピックス」を提案し、専門医の単位更新にも使える厳選した演題をエキスパートの先生方に講演していただきます。血圧測定方法から治療抵抗性高血圧の治療まで、「明日からの臨床に役立つ」という通り一遍の説明では語り尽くせないHypertension Paradox解決法が目白押しです。
会員の先生はもちろん、メディカルスタッフも、非会員の先生にも、高血圧を診る全ての方に聞いていただきたい内容ですので、是非地元の医師会の先生方にもご案内いただきたいと思います。第3日目もハイブリッド開催にしており、現地でもWEBでも参加可能です。フォーラムでお会いできるのを楽しみにいたしております。
■開催の概要
会期:2023年5月19日(金)〜21日(日)
開催形式:
-5月19日(金)オンラインのみ(メタバース環境、視聴はZoomウェビナーも可)
-5月20日(土)現地およびオンライン(メタバース環境、視聴はZoomウェビナーも可)
-5月21日(日)現地およびオンライン(メタバース環境、視聴はZoomウェビナーも可)
現地会場:東京・コングレスクエア日本橋 ホールD(2日目、3日目のみ)
Web会場:メタバースVirbela(詳細は後記)
代表世話人:西山 成 (香川大学 医学部薬理学 教授)
世話人:勝谷 友宏 (医療法人社団 勝谷医院 院長)
全体テーマ:「血圧学・診療の伸びしろ」
公式HP:https://jpnsh.netmedical.jp/
■参加単位等の扱い
高血圧専門医に対する参加単位数は8単位となります。今回は単日登録(1日限り)の参加も受け付けます。この場合は4単位となります。いずれの場合も、受験資格として旧「臨床高血圧フォーラム」参加1回分に該当いたします。
循環器病予防療養指導士は1日の参加でも更新単位を2単位を取得できます。また、受験資格として学術集会参加1回分に該当いたします。
■参加登録費
※現地参加、オンライン参加(19日はオンライン参加のみ)どちらも同じ料金です。
*「正会員」には評議員・特別正会員・正会員を含みます。
*名誉・功労会員につきましては別途、ご招待の案内をお出ししますのでよろしくお願い申し上げます。
■メタバースとは
今回使用するメタバースは、Virbela(参考URL: https://www.gaia-link.net/ )というサービスです。従来のWeb会議ツールを使用したハイブリッド学会のような半一方通行な形ではなく、下記写真のようなWeb会場内にも学会会場を設けるようなイメージをお持ちいただければと思います。
Virbelaの基本操作(参加者、発表者の両方)につきましては、以下の日程で説明会を開催する予定です。
第1回:5月 2日(火) 17:00-18:00
第2回:5月 6日(土) 14:00-15:00
第3回:5月 7日(日) 14:00-15:00
:説明会に続いて実地医科部会のイベントを予定
第4回:5月 9日(火) 17:00-18:00
:説明会に続いて基礎研究最新テクニックについてのご講演を予定
第5回:5月16日(火) 17:00-18:00
高血圧フォーラム2023にオンラインで参加または発表予定の方は、ぜひこの説明会にご参加ください。基本操作説明の後、Virbelaを用いてのプレイベント(無料)を行う回もございますので、メタバースを実感していただければ幸いです。詳細につきましては、別途ご案内いたします。事前申し込みは不要です。希望する日にご参加ください。なお、Virbelaの利用には、アプリのインストールやアカウントの設定などが事前に必要となりますので、何卒ご協力くださいますよう、宜しくお願いいたします。
※発表者以外の参加(視聴のみ)はZoomウェビナーもお選びできます。
■問合せ先
学術集会本部:日本高血圧学会 事務局 office@jpnsh.jp
運営事務局:有限会社 電マーク jpnsh@netmedical.jp
以上
参考ファイル
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